夏季のお願い
親愛なる皆さまへ
パラマハンサ・ヨガナンダのアシュラムにいる私たち全員から皆さまに、愛を込めてご挨拶申し上げます。この特別レポートを心からの感謝をもってお届けするとともに、私たちのグルの聖なる使命を支えていくための皆さまからのご協力をたまわりたいと存じます。
パラマハンサジは、世界がどのようにしてある一つの過渡期を通過していくかについて語られました。それは人類がより高き時代に上昇するにあたって、物質的傾向と利己的習慣を手放そうと奮闘する変換期です。日々私たちは地球の至るところで、この奮闘の徴候を目撃しています。
しかしこれらの困難な時代にも、私たちは霊的家族の内に、パラマハンサジがおっしゃった、「崩壊してゆく世界の真っただ中に、ゆるぎなく立つ」ことを可能にする魂の資質が、美しく開花するのを目にしています。これらの時代を切り抜け、大変必要とされる光を世界にもたらすために不可欠な、内なる力・勇気・神との同調を表現した師のこのお言葉は、私たちを奮い立たせてくれます。
会長ブラザー・チダナンダが近頃述べたように、「個人としての私たちは、環境は意志の力よりも強いという法則の支配下にあるかもしれませんが、多くの意志が集結した場合は環境を変えることができます 。あるいは新たな環境をつくり出すことができます。グループ瞑想と聖なる親睦は、世界中のクリヤ・ヨガ瞑想者によって大規模に生み出される霊的波動とともに、私たち個人の努力を強化してくれます」。
一体となる力
大きな変化をもたらす力は、このように私たちが共に瞑想し聖なる友情を分かち合うことと、一体となり奉仕に努め、経済的に貢献することからも生まれます。以下の特別レポートでは、私たちがこのように様々な方法で団結するとき、私たち自身と他者を高揚させるうえでいかに重要な役割を果たしているのか、また、より平和的なグローバル文明をつくりあげるために必要な普遍的霊性の礎を築くのを助けているのかについてご紹介していきたいと思います。ネパールのカトマンズから寄せられたレポートでは、ある献身的な会員の方が、Self-Realization Fellowship (SRF)のオンライン瞑想センターでのボランティア活動を通じて、どのようにしてご自分の人生により大きな内なる平安と自信を得たかについて、私たちに励みをもたらすようなストーリーを語ってくださっています。さらに、今年可能な限り多くの方々にコンボケーションの祝福を届けられるようにたゆまず勤しんでいる僧侶・尼僧、従業員、ボランティアによる献身的な裏方チームの事情を覗くこともできます。
これらのストーリーの中心には、皆さんのような会員・ご友人の方々からの惜しみない貢献によって実現した非常に重要な根幹となるプログラムやインフラがあります。
皆さまのご支援がすばらしい変化をもたらします
私たちは皆さまからの経済的支援をありがたく頂戴いたしますとともに、ご協力に心より感謝申し上げます。皆さまからのご支援は、添付の特別レポートで述べます非常に重要な根幹となるプログラムを維持していくだけでなく、パラマハンサジの国際的な霊的団体を運営していくための費用の一部である日々の多くの費用をまかなううえでも役立っています。
皆さまからのご支援は、グルジが生活され神と霊交された神聖な聖所を保持し、SRF僧団を支え、SRF情報テクノロジーのインフラを維持・拡大し、一般の会員が奉仕する機会をさらに発展させていくことなどに役立っています。
もしこの機会の援助が難しい場合も、皆さんが他の形で様々にSRFを支援してくださることに、私たちがどれほど深く感謝しているかを知っていただければ幸いです。皆さまの祈り、奉仕、数えきれないほどの思いやりに満ちた行動はすべて、パラマハンサジの使命と団体の成長と成功に大きく貢献しています。
神の愛と光のもとに団結する
パラマハンサ・ヨガナンダのアシュラムで奉仕する私たち一同は、愛をもって世界中のグルの美しき霊的家族を思い、皆さまに愛のプラナムをお送りいたします。私たちは日々皆さんの幸福をお祈りし、皆さんの聖なる友情に深く感謝していることを知っていただければ幸いです。
パラマハンサジによるこのアファーメーションによって皆さんが高揚され、またグルの言葉によって皆さんの内に、「真の自己は人生や世界に一時的に生じ得るあらゆる問題を超越する」というゆるぎない信仰が育まれる助けとなることを願っております。
「親愛なる父よ、どんな状況に直面しても、それは、次に進むためのステップにすぎないと、私は知っています。自分の内に「理解する知力」と「克服する力」があると知っているので、私はどんな試練も喜んで受け入れます。」
聖なる友情のもとに
SELF-REALIZATION FELLOWSHIP
マザー・センター
追伸:皆さまからの毎月のご寄付と都度のご寄付に心より感謝申し上げます。今日寄付をしてくださる方は以下のリンクをご使用ください。ありがとうございます!
特別レポートを読む
皆さまのご支援が変化をもたらします!
支援者と友人の方々への特別レポート ―2022年夏季
ヨガの科学は他の何にも増してこの時代に根づいていくことでしょう。宗教の全体的な動向は、われわれが知る形の既存の教会から離れ学校や静かな場所へと移り、そこでただ説教を聞くことから、瞑想の中で真に神を見つけることへと移り変わっていくでしょう
パラマハンサ・ヨガナンダ
グルジのオンライン壁なき寺院:すべての人へのあふれんばかりの祝福
世界中でほぼ絶え間ない変動が生じているこの時期、ますます多くの誠実な探求者が、この世の不安感や動乱から逃れて、内なる平安の中で高揚する安心感を体験することができる「静寂の場」を探し求めるようになってきています。そして彼らはそのような場を、Self-Realization Fellowship (SRF)がオンラインで提供するサービスのなかに見いだしています。
皆さまのご支援のおかげで、パラマハンサ・ヨガナンダの仮想「壁なき寺院」は過去2年の間に目を見張るような成長を遂げました。そこには、インターネットがあれば誰でもアクセスできる多言語提供のオンライン・グループ瞑想、リトリート、講義、インスピレーショナル・トーク(霊感を高める講話)といった多種多様なコンテンツがそろっています。SRF/YSS信者の方々とより大きな世界の家族の皆さまにこれらのオンライン・サービスをご利用いただけるよう、僧侶・尼僧、スタッフ、ボランティアが日々舞台裏で活躍しています。
ネパールのある会員による心揺さぶる奉仕
そのようなボランティアの一人に、Yogoda Satsanga Society of India (YSS)[インドとその周辺の国々におけるパラマハンサ・ヨガナンダの事業名]で長年献身的に活動されている会員、ネパールのカトマンズに住むS.D.さんがおられます。
2020年はじめにコロナ禍が始まった時、S.D.さんがボランティアをされていたYSSカトマンズ瞑想センターは閉鎖を余儀なくされました。彼はパラマハンサジの活動に奉仕し続ける方法を求めて祈りましたが、ほどなくしてSRFオンライン瞑想センターのことを知りました。当初、YSSはまだ独自のオンライン瞑想センターを立ち上げていませんでした。
「グルジに奉仕するこの機会を見つけた時、私はとても幸せでした。」この度届いたレポートに彼はこう綴っています。当時SRFはオンライン瞑想センターを開始したばかりでしたが、2020年のはじめにはすでにオンライン瞑想に対する関心が高まっていましたので、私たちとしても彼の情熱的な奉仕をありがたくお受けしました。
S.D.さんにとって英語は母国語ではなく、加えてオンライン瞑想で使われているビデオ・プラットフォームのZoomについて何もご存じなかったのですが、すぐにアッシャーと瞑想サービス・リーダーとしてのトレーニングを受けました。瞑想リーダーとしての最初のオンライン瞑想に備えて、何百人もの人々に向けて英語で話す準備をしたこと、また英語の発音が正しことを確かめるためにGoogle翻訳のプログラムを利用したことなどを語ってくださいました。生来恥ずかしがり屋であるため、手の震えが止まらず、しゃべるのも苦労されたそうです。それでもなんとか乗り越えることができました。
彼は私たちに語ってくれました。「初めてサービス・リーダーを務めた時、本当にグルジの存在を感じました。そしてそれは今も続いています! 神とグルの恵みがなければ不可能だったでしょう。また信者仲間たちの存在も大きかったのです。彼らに何ども助けられました。」
初回の経験以来、この信者の自信はめざましく成長しました。今ではアッシャーとサービス・リーダーとして週に数回奉仕しています。現在の彼の言葉には、以前の緊張が嘘であるかのような落ち着きが表れており、信者が奉仕に対する誠実な意欲をもって、尽きることのないあふれるほどの熱意を注ぐとき、そこに生じ得る変化というものを示してくださっています。
私のような僻地に住む信者が神とグルの祝福を受け取り、心を同じくする魂たちと共に瞑想する機会をこのように見事に達成してくださり、本当にありがとうございました。
ミシシッピ、J.D.さん
自己と他者を変容させる
世界各地からますます多くの会員が、グルジのオンライン「壁なき寺院」でのボランティアに加わり、自身の内と外に平安を育んでいます。そして、人類家族にとってまさに必要とされている調和と聖なる愛の精神を養うことに貢献しています。オンライン瞑想センターで奉仕する別のSRFボランティアの方から届いたメッセージです。
コンボケーション期間中の国際ヘルプデスクとオンライン瞑想センターで奉仕しましたが、この時まさに夢が叶いました。SRFとYSSの信者たちが神とグルへの愛を共有することで障壁が溶け去っていくのを見たのです。私は世界中に友と愛しい人たちを持っているように感じております。また、こんなにも多くの真の友人をグルジがこの魂に与えてくださったのかと感慨深く思います。
インド、V.K.さん
この聖なる活動への皆さまからの愛に満ちたご支援は、SRFオンライン瞑想センターのサービスの拡大につながっています。私たちは、情報テクノロジーのインフラの充実、さらなるボランティアのトレーニングの拡大、多言語で提供される瞑想・クラス・リトリートの増加を目指しています。これらの目標はすべて、皆さまによる経済的ご支援によって実現します。私たちは一丸となって、この平和なオンライン「壁なき寺院」をあらゆる場所にいる人々のために向上・拡張し続けることができます。
ご存じでしたか?
- 現在22か国から総勢350名以上のボランティアがSRFオンライン瞑想センターおよびYSS オンライン・ディヤナ・ケンドラ(瞑想センター)で奉仕しています。
- カトマンズ瞑想センターに加え、世界中には800以上のSRF/YSS寺院、リトリート、アシュラム、瞑想センターがあります。
SRFまたはYSSのボランティア活動にご興味がありますか?
2022年SRFワールド・コンボケーション:皆さまのご参加お待ちしております!
私たちは2022年のSRFワールド・コンボケーションをとても楽しみにしております。開催期間は8月14日から20日で、2019年以来の現地での会場開催となります。
パラマハンサジの霊的家族として集い、親睦と、霊的高揚と、人生を変えるクリヤ・ヨガの教えに浸るこの一週間を共に味わうことができるのはなんという祝福でしょう。現地での対面式イベントが再開となりますが、引き続きオンライン・イベントもスケジュール全般にわたって提供させていただきますので、世界中の霊的家族の皆さまにも一週間を通してご参加いただけます。
SRFの第三代会長スリ・ダヤ・マタは言いました。「コンボケーションのような機会に受ける祝福は、私たち個人を変化させるだけでなく、遠く離れた場所にいる人々にまで放射する霊的力と肯定的な影響力をもっています。」
皆さまからのご支援をありがたく頂戴いたしますとともに、ご協力に深く感謝申し上げます。皆さまのご支援のおかげで、今年のコンボケーションの全プログラムを現地開催とオンラインの両方で無料にてすべての方々にご提供することができます。
多くの心と体が一丸となって働いています
今年のハイブリッド型コンボケーションが私たち全員にとって神聖な体験となるように、僧侶・尼僧、従業員、ボランティアの方々が何百人も懸命に働いてくださっています。
これを書いている間にも、一週間続くこのイベントを支え、世界中の人々が場所を問わず参加するのに必要な高度なデジタル・インフラを築くために、複数のコンボケーション・チームが忙しく取り組んでいます。これにはソフトウェア・システムおよび基盤となるデジタル・アーキテクチャの大規模なアップグレードならびに最新化が含まれています。
例として、私たちは新しいコンボケーション・サイトと統合型バーチャル・イベント・プラットフォームを開発していますが、これらが連動することで登録のプロセスが簡素化し、オンラインでコンボケーションに参加される方々の体験が大きく向上します。この新たなイベント・プラットフォームをお使いいただくことで、皆さまには、オンライン上で他の参加者に会ったり、イベントのスケジュールをチェックしたり、クラスに参加したり、その他様々なことを行っていただけます。すべてのオンライン・イベントの機能はコンピューターからでも、新しく導入されるコンボケーション用モバイルアプリからでもご利用いただけます。これによって会場でコンボケーションに参加される方々と遠方からオンラインで参加される方々とをつなぐことが可能になります。
ロサンゼルスのボナベンチャーホテルで開催される現地イベントが円滑に進み、またオンラインで参加される方々のニーズにも応えられるように、ボランティアによるチームも熱心に取り組んでくださっています。すでに600名を超えるボランティアの皆さまから、この特別なイベントでの奉仕へのお申し込みをいただいております。
さらに、トレーニングを受けた60名以上のSRF国際ヘルプデスクのボランティアが、コンボケーション開催前および開催中に現地およびオンライン参加者から問い合わせを受ける可能性のある技術上の質問やその他のいかなる問題にも対応できるように準備を進めています。ヘルプデスクは24時間体制にて多言語でのお問い合わせに対応いたします。
皆さまからの継続的な経済的ご支援によって、私たちは今年のハイブリッド型コンボケーションの多くの費用をまかない、世界中の何千人もの人々に今年のコンボケーションをお届けすることができます。
この夏皆さまを2022年SRFワールド・コンボケーションにお迎えすることを心待ちにしております!
ご存じでしたか?
- 2021年オンライン・コンボケーションのイベントは100万回以上視聴されています。
- オンライン配信された過去2年のコンボケーションには、それぞれ3万人以上の参加登録がありました。ロサンゼルスで開催された近年の対面式コンボケーションの平均参加人数4千人に比べると、その規模の大きさがわかります。
自己と他者を高揚させるために肯定的な力に集中する
会長からの霊的高揚をもたらす言葉
最後に、私たちの会長であるブラザー・チダナンダの霊感あふれる言葉をお届けしたいと思います。私たち自身と他者の内に常に存在する霊的資質に焦点を向けることで、今日私たちがしばしば直面する否定的な力にどのようにして対抗していくかについて語っています。
「もしあなたが、世界やあなた自身の人生に起こっている問題についてしょっちゅう考えたり、読んだり、話したりしてばかりいることに気づいたら、焦点を変えてみてください。その時間とエネルギーを、良いことについて考え、祈り、奉仕や施しといった善行に勤しみ、優しさと理解と快活さにあふれる人になるよう努めることにあててください。そうすることで、あなた自身の意識と他者の意識を向上することができます。そして瞑想を忠実に行い、あなたという存在の深いところにある、すべての想念が静まる内なる聖所に入っていくとき、あなたは、すべての魂を大切に慈しむ神の愛をますます感じ、その愛を他の人たちに与えることができるようになるでしょう。あなたの霊的努力によって、あなた自身の幸福と、あなたの周りの人々と、人類全体に与える肯定的な影響について、決して過小評価してはなりません。」
支援にご関心がある方
皆さまからの援助は非常に多くの有益な変化を起こす手助けとなります。
- 2022年に開催される史上初のハイブリッド型コンボケーションを世界に配信する
- 会員の皆さんがオンラインの「壁なき寺院」で奉仕するための新たな機会を設ける
- 世界中でより多くの言語・形式で教えを学べるようにする
- パラマハンサジの世界的団体の維持に必要な目下の経費をまかなう
注:「Self-Realization Fellowship 2022年夏季のお願い」に応じて寄せられた寄付金は、SRFへの全般的な支援にかかるものであり、使途には本レポートで述べられた目的が含まれます。したがって、寄付金の使用目的については制限されず、今後も制限されないものとして、SRFが定める目的に使用することができます。郵送日から約12か月が経過した後に受け取られる寄付金は、SRFが発行する最新のお願いへの寄付に組み込まれます。
Self-Realization Fellowshipは、アメリカ合衆国内国歳入庁により非課税団体として認められています。したがって寄付金は法律で認められた税金控除の対象となります。