Self-Realization Fellowship Blog

ウクライナ侵攻に関するブラザー・チダナンダからのメッセージ

3月 01, 2022

SRF/YSSの会長を務めるブラザー・チダナンダより、このメッセージをパラマハンサ・ヨガナンダのすべての信奉者と友人に伝えてほしいとの要請がありました。

「ウクライナへの軍事侵攻を世界が重大な懸念を持って注視している今、私はSRFとYSSのすべての会員および友人に対し、生命、家族、幸福が脅かされているすべての人たちのために、そして世界の平和と調和のために、引き続き深い祈りを捧げてくださるようにお願いいたします。人類は一つの家族です。そのため、一つの国家に対する侵略的軍事行動は、究極的に私たち全員に影響します。パラマハンサ・ヨガナンダのアシュラムで、我ら世界家族全員の魂、良心、善意を通して働きかける神の光を求め、特別な祈りを捧げている私と僧侶たちに、どうか加わってください。神の光は、罪のない人々の安全を守る強力な盾となり、暴力と破壊として噴出した、人間の本質に潜む邪悪な衝動に身を任せるという愚行を打ち消す癒しの力となります。

瞑想の中で神と霊交することによって生まれる深い祈り、愛、神に調和した思考とエネルギーは、危険な状況に置かれた人たちを守り、勇気と内面的強さを与えます。そして、国家の指導者たちには英知と正しい理解をもたらします。この世界情勢の危機に、皆で心を一つにし、神がもたらすこの強力な介入の力に働きかけましょう。現在起きている武力衝突に苦しむ人たちのために、そして、恒久的な平和と調和のための唯一の永続的な道である普遍的な霊的原則と神に調和した生き方に、世界家族が目覚めていくように。」

パラマハンサ・ヨガナンダは、個人での瞑想およびグループ瞑想の最後に行なう癒しの技法を教えています。この短いビデオをご覧になり、SRF/YSS会長のブラザー・チダナンダと共に実践してください。ビデオの中でチダナンダ会長は、世界に癒しと平和をもたらす、祈りの持つ驚異的な力についても言及しています。

人間性の進化に関するパラマハンサジの予見

パラマハンサ・ヨガナンダは、人類が世界全体の合意、協力、安全に向かって進化し続けていく過程で、世界調和の礎を築くために私たちがたどる霊的段階について予見していますので、併せてご紹介します。

第二次世界大戦の頃にパラマハンサ・ヨガナンダが語った講話と著作からの抜粋

「人間はこの戦争から、技術の悪用が壊滅的被害をもたらすことを学ぶでしょう。・・・戦争が終われば、世界が荒廃していくことへの強い恐れが残り、誰かが戦争を始めようとすれば、世界中がその国に制裁を課すでしょう。私が話しているのはこれからずっと先に起こることです。」

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「戦争をなくすために、世界は霊性をますます高める必要があります。・・・愛、国を超えた友愛、平和、喜び、分かち合い――それだけでも世界に平和をもたらすことができるのです。」

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「世界市民の一人ひとりが、神と霊交する方法を(単に知的に神を知るだけでなく)学べば、平和が訪れると私は信じています。それができないうちは、平和は訪れません。瞑想を粘り強く続け、神との霊交を通じて神を理解したとき、あらゆる人々を心に受け入れる準備が整うのです。」

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「世界を自分の国と同じように愛すると決意しなさい。そして、自分の国を自分の家族と同じように愛すると決意しなさい。このことがわかれば、英知という揺るがぬ基盤の上に世界家族を築く手助けをすることができます。」

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「毎日神について瞑想するための時間をとりなさい。神と霊交するとき、すべての人のことが自分のことのように感じられるでしょう。私は、『この人は受け入れられない』と感じたことはこれまで一度もありません。すべての人間は神の子どもであり、神は私の父だからです。」

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「大師の方々を手本としなさい。大師たちは知っておられました。その肉体は滅びようとも、自分が無限の大海の一部であり、個人の形をとるものはすべて、宇宙という大海に起こる波に過ぎないことを。この世では、私たちは小さな家族の中で生きています。隣人を愛すれば、家族は拡大します。自分の国を愛すれば、家族はもっと大きくなります。すべての国を愛すれば、さらに大きくなります。そして来世で神と一体になれば、あるいはこの世でまだ肉体をまとっている間に深い瞑想を通じて神と一体となれば、神の大海は波でできており、波そのものが大海であることを真に理解するでしょう。」

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「この世から影というベールを取り除けば、そこには驚くべき神の光が存在します。宇宙は神という存在の広大な寺院なのです。瞑想をすれば、いたるところで神へ通じる扉が開くのがわかります。神との霊交を味わうとき、世界中の悲惨な出来事をすべて合わせても、その喜びと平安を消し去ることはできません。」

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アファメーションの実践:「生死の境にあっても、病、飢饉、疫病、貧困にあっても、私は神におすがりします。私は不死の霊(スピリット)として、幼少期にあっても、青年期にあっても、老年期にあっても、また世界の動乱にあっても、影響を受けることはないことを悟らせてください。」

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このウェブサイトにあるその他の関連情報

ウェブページ「Spiritual Light for These Challenging Times」には、パラマハンサ・ヨガナンダ、ブラザー・チダナンダ、過去のSRF/YSSの会長からの実用的な教え、そして恐れと否定的な考えを克服し、世界情勢に明るい未来を見出すための方法が掲載されています。パラマハンサ・ヨガナンダによって考案された集団的な霊的取り組み、「SRFの世界を結ぶ祈りの環」への参加もご検討ください。

世界を結ぶ祈りの環

祈りとアファメーション

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