ブラザー・アチャラナンダ
ブラザー・ヴィシュワナンダ
私たちはすべての会員と友人の皆さんに謹んでお知らせいたします。
昨年12月下旬に、尊敬する副会長であったブラザー・アチャラナンダから、そのご高齢を理由に理事会および副会長の役職を退任したいとの申し出がありました。(今年後半に御年95歳をお迎えになります。)
SRF会長のブラザー・チダナンダはその申し出に、敬愛をこめて温かく受諾しました。そしてパラマハンサ・ヨガナンダの全世界的な活動におけるブラザー・アチャラナンダの永年の献身と誠心誠意を尽くした貢献に対し、その大きな栄誉をたたえるとともに、仲間の全ての弟子達が心に抱く感謝の意を恭しく捧げました。
私たち全員は、これからブラザー・アチャラナンダが理事会役員という責務から離れて、より豊かな祝福された年月を謳歌してほしいと心から祈っています。皆さんへのお知らせは、休暇が終わってこの重要な役職の後任者についての報告とともに公表することを申し合わせました。そして現在その後任者が決定しました。
2021年1月12日の理事会で、Self-Realization Fellowshipの副会長としてブラザー・ヴィシュワナンダが選出され満場一致で速やかに任命されました。
ブラザー・アチャラナンダは、古参の聖職者となっていた2001年にスリ・ダヤ・マタからの依頼によりSRF理事会の役員を受任しました。また、Yogoda Satsanga Society of India(YSS)の理事会役員としても数年間務めました。彼の英知と、クリヤヨギとしてそして私たちの師の僧院の弟子としての長年の経験が、理事役員であった20年余りの間に、続く3人の歴代会長を支え続けるという並々ならぬ快挙を成し遂げました。2010年にダヤ・マタジの逝去の後、当時副会長であったスリ・ムリナリニ・マタがSRF/YSSの4代目会長を継承したことでその欠員した副会長にブラザー・アチャラナンダが選出されました。
ブラザー・ヴィシュワナンダも1996年初頭にスリ・ダヤ・マタによりSRF理事会役員に選ばれました。 また、YSS理事会役員としても長期に仕え、アメリカとインドそして世界中に存在するSelf-Realization FellowshipとYogoda Satsanga Society of India の組織のために、広範で重大な責任を請け負ってきました。そのほかにも、2016年からSRFの会計を担当しており、ブラザー・ヴィシュワナンダは副会長としての新しい責務とSRFの会計担当を続投することでパラマハンサ・ヨガナンダが創立したSRF/YSSの組織にさらに多くの新しい貢献をもたらすでしょう。
ブラザー・チダナンダはこの親愛なる2人の僧侶に、愛と敬意と多大なる感謝をこめて表しました。
“ブラザー・アチャラナンダは、私やSRFとYSSのすべての僧侶にとって、常に新しい霊感を与え続けてくれる心から敬慕する「兄上(あにうえ)」です。寝食を共にしてきた私たちに、その長い年月にわたって恵み豊かな賜物を授けてくれました。彼の不断の努力に根ざした何十年にもおよぶ深いクリヤヨガの瞑想と、知性に裏打ちされた奉仕は、私や数え切れないほどの人たちのこの上ない手本となり喜びの糧となりました。また私たちの師の僧院や何千人もの会員を擁するSRFとYSSの全世界に存在する寺院や瞑想センターで、彼は一個人としても皆に仕えてきました。ブラザー・アチャラナンダに、私の最も深い尊敬と感謝の意を表し、愛をこめてプラーナム(敬意をこめたお辞儀)を捧げます。そしてこれからの日々を、神との霊交のうちに、永遠に深まる至福につつまれて過ごしてほしいと心から祈ってやみません。
“私はこの度ブラザー・ヴィシュワナンダが副会長という霊的かつ組織的な責務を担う役目を,謙虚な心で引き継いでくれたことをとても喜びそして感謝しています。彼は、長きにわたりインドと西洋におけるパラマハンサ・ヨガナンダの活動の大黒柱的存在であり、世界中の会員から深く尊敬されています。理想の弟子としての十分な奉仕の精神に満たされた彼は全身全霊を尽くして自らを神に捧げてきました。これらは、私たちの師が示すクリヤヨガの道への生涯をかけた献身と、私たちの愛するスリ・ダヤ・マタ、アナンダ・マタ、ムリナリニ・マタそして他の高弟たちとの長年の祝福された交流から培われたものです。私にとって、ブラザー・ヴィシュワナンダは計りしれないほど貴重な聖なる友人であり、支えです。言葉では言い尽くせないほどの感謝の念でいっぱいです。その思いは、彼が副会長としてのさらなる責務を果たすことで今後もずっと続くでしょう。
天上からの光を帯びて、SRF理事会の役員は今ここにブラザー・チダナンダ、ブラザー・ヴィシュワナンダ、シスター・プリーティ、シスター・ショヴァナ、シスター・バクティ、そしてブラザー・サララナンダとなりました。