神はサット-チット-アナンダ、常に存在し、常に意識し、常に新しい神の至福です。魂としての私たちは、サット-チット-アナンダが個となったものです。「我は至福より来たり、至福の内に生き、存在し、そしてその聖なる至福の内にいつの日かまた溶ける」(タイッティリーヤ・ウパニシャッド3-6-1)
喜びは特定の状況で自身を現しますが、しかし喜びはその状況によって創造されるものではありません。ですのでもしある人が1000ドルをもらい「嬉しい!」と言ったとしても、1000ドルをもらったという状況自体は、隠された内なる至福の貯水池から喜びの井戸を溢れさせるために使われた「ツルハシ」に過ぎないのです。人間の経験の中で、喜びがもたらされるには特定の出来事が必要ですが、しかし喜び自体は魂本来の永続的状態なのです。
ですので物質を媒介とした、もしくは物質から生まれた欲望の充足を追うのはやめなさい。無条件で、内なる純粋不滅の至福を探しなさい、そうすれば常に存在し、常に意識し、常に新しい神の至福を見つけることができます。物質的快楽とは異なり、この喜びはぼんやりした心の状態ではありません; それは神の霊の、意図を持ち、自ら生まれ、そして自らを表現する特質です。
神の喜びよりも良いものがあるなどという言葉に惑わされないようにしましょう。すべての人は幸福を求めますが、それを見つける人がいますか?瞑想、長く、深い瞑想、それこそが本当の喜びを得る方法です。瞑想と比べられるものは何もありません。
深い瞑想の静けさの内に座っていると、内から喜びが湧き上がってきます、外部からの刺激もなく。瞑想の喜びは圧倒的です。
どう生きるべきか」パラマハンサ・ヨガナンダの人生におけるより深い目的に関する英知に関して、“人生の目的 (英語 The Purpose of Life)”を御覧ください。
瞑想の科学についてより深く学ぶには、SRF のレッスンを受講されることをお勧めします。パラマハンサ・ヨガナンダの教えの中核である SRF レッスンには霊的に高い意識を目覚めさせるパワフルな方法、聖なる悟りから生まれるる内的至福、そして最高の瞑想行法であるクリヤ・ヨガが含まれています。