11月のEニュースレーターからのインスピレーション
今月は、幸福を見つける方法に関するパラマハンサ・ヨガナンダの霊感に満ちた教えをお伝えします。それは、「シンプルで本物の永続する魂の喜びに固執する」ということです。
人生の目的は神を見つけることだと言うと、多くの人には納得できないかもしれませんが、人生の目的は幸福を見つけることだという考えには、だれも異論はないでしょう。しかし、実は、神こそ幸福なのです。神は至福であり、愛であり、あなたの魂から決して離れることのない喜びなのです。だから神を求めよと言っているのです。神以外に、そのような幸福を与えてくれるものはありません。しかし、それを手に入れるには、たゆまぬ努力が必要です。
自分にとって必要なものと、ただ欲しいだけのものとをきちんと区別することは、とても大切です。必要なものはそれほどありませんが、欲しいと思うと、いくらでも欲しくなります。自由と至福を得るためには、必要なものだけを求めなさい。欲しいものを次から次へと作りだし、決して手に入らない偽りの幸せを追い求めるのはやめなさい。
幸福は、外の環境に左右されるものではありません。それは、人生のシンプルな喜びの中や、とりわけ深い瞑想がもたらす常に新しい至福の中にあるのです。・・・シンプルで本物の永続する魂の喜びに固執することによって、幸せになりなさい。それは、深く考えること、内障すること、霊的なひらめき、瞑想を通してやって来ます。
神がいっしょにいてくださると、どんなに必要と思っていたものも要らなくなってしまいます。この意識に入るとき、あなたは普通の人よりも健康になり、何をやっても楽しく、おおらかな気持ですることができるようになります。つまらないものを求めるのはやめなさい。それらは、あなたを神から引き離すだけです。生活を簡素化して、王者となるための実験を、今始めなさい!
深い瞑想からくる静寂の中に坐っていると、喜びが自分の内側から沸き上がってきます。これは、外界からの刺激によって生じるものとは違います。瞑想がもたらす喜びは圧倒的です。真の瞑想から生じる静寂を経験していない人は、本当の喜びがどんなものかを知りません。
DVD 『魂の最も深い欲求を満たす』 の抜粋であるこの動画の中で、セルフ・リアリゼーション・フェローシップの第3代会長であり、前サンガマタ(組織の霊的母)であるスリ・ダヤ・マタ(1914年~2010年)は、温かさとユーモアと鋭い洞察力をもって、技術に振り回された現代社会で、内なる平和と幸福を見つけるためのキーポイントについて語ります。